2020
29
Sep

ゴルゴ13

「ゴルゴ13」俺に握手は無用だ…その用心深さが身を守る

社会人になった頃、当時持っていた「ゴルゴ13」のコミックス120巻程を全部盗まれました。引越しの時、運び易いように紐で縛ってアパートの玄関(内側)に置き、一旦部屋に帰り再び戻ってくると「ゴルゴ13」だけがきれいに無くなっていたのです。
短時間での犯行、犯人は明らかにアパートの住人ですが、家宅捜索できる令状はありません。(向かいの窓から狙撃したい)
あれだけ「ゴルゴ13」を愛読していたのに、そこから何も学ばず、油断しました。「身を守るためには、臆病なほど用心深く行動する」を実践できていなかったのです。

「ゴルゴ13」は、超一流のスナイパー(狙撃手)である「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画です。ゴルゴ13には多くの敵がおり、身を守るため常に臆病なほど用心深く行動します。
「俺の後ろに立つな」(うっかり背後にまわった者は倒される)、「俺に握手は無用だ」(利き腕を相手に預けない)、「(車に同乗する時は)先に乗れ、俺は背中を見せるほど自信家ではない」など、決して相手に隙を見せません。

盗られたコミックスは諦めるしかありませんでしたが、その後2002年に文庫本で発売されたので、また1巻から毎月買い始め最新刊で160巻になります。この間、2度引越しましたが、油断せず用心深く行動したので、今は無事に全巻本棚にあります。(フィギュアと全然関係ない話になった…)

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