2021
20
Nov

三国志人形劇歴史

「三国志 第弐集」三顧の礼

北陸製菓の食玩「三国志フィギュアコレクション」の第弐集です。NHK人形劇の三国志の人形を海洋堂の手によりミニチュアフィギュア化したもので、第壱集と同様細部まで作り込まれた素晴らしい仕上がりです。(デジタル彩色?もはや内職の時代ではないのかも)
「三国志フィギュアコレクション」第壱集

この派手な三人は、左から、周瑜(呉国の軍師で孔明のライバル)、曹操(魏国を建国)、呂布(義父二人を殺害)

こちらは、第壱集に続き2回目の登場の関羽と諸葛亮孔明(お色直しだけ?)。<左が第弐集、右が第壱集>

第壱集(上段)と第弐集(下段)のフルメンバー

三顧の礼
「三顧の礼」とは、後に三国時代の蜀を建国することになる劉備が、天才軍師の孔明を家臣として迎えるために孔明の家を三度訪れたという三国志の故事に由来します。現在でも礼儀を尽くして優秀な人材を招く・破格の待遇で迎えるという意味で使われます。

サンコンの礼
「三顧の礼」の話を思い出していたら、何故かサンコンさんの話を連想してしまい、どうしても頭から離れなくなりました。
サンコンさんとは、以前TVによく出ていたギニア外交官のオスマン・サンコンさんで、「笑っていいとも」でも語っていた有名な話です。サンコンさんが、初めて日本で仏式の葬儀に参列した際、焼香の列に並んで後ろから見ていると、参列者は台の前で何かをつまみ二・三度顔に持っていき、そして「ご◯◯様でした」と言って帰っていきます。サンコンさんは「ご愁傷様でした」を「御馳走様でした」と勘違いし、何かを食べるのだろうと思い抹香を食べてしまったそうです(味は酸っぱかったとのこと)。この話を聞いた時、私には「サンコンの礼」として深く記憶に刻まれました。文化の違いなので笑ってはいけません。が…これは笑った。
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