2021
4
Dec

仏像立体図録

仏像立体図録Ⅴ 邪気を祓う守護神編

海洋堂のカプセルQミュージアム「日本の至宝 仏像立体図録」シリーズの最新第Ⅴ弾 、「邪気を祓う守護神編」の経年劣化カラーver.全4種です。(他に木彫や金箔カラーもありますが、この経年劣化カラーが一番雰囲気が合う気がします。ただレアカラーなのかあんまり出てきません。)
定価400円のカプセルトイですが、海洋堂の精巧な造形により、もはや小さな芸術品と言っても過言ではありません。
ちなみに仏像のカプセルトイでは、この他にEPOCH社の「和の心 仏像コレクション」シリーズ(上の画像の後方4体が第1弾)があります。EPOCH社はサイズが少し大きく(10センチ位)、定価は300円とお得です。好みによるのでしょうが個人的には海洋堂派です。

仏像にも序列と役割があり、①「如来」 ②「菩薩」 ③「明王」 ④ 「天」 の4種類に大きく分かれます。下の画像では、如来はいなくて左から菩薩、明王、天(2体)になります。

①「如来」は、悟りを開いた存在で最高位、釈迦如来や薬師如来などですが基本パンチパーマ風で、服装も質素です。

②「菩薩 」は、如来に次ぐ存在で如来になるべく修行中、ネックレスや冠など派手な格好です。頭上にたくさん顔があったり手が千本だったり、さまざまな姿に変身し人々を救済します。単体で祀られるほか、水戸黄門の助さん格さんのように、如来像の左右を固める脇侍(きょうじ)として配置されることも多いです。
普賢菩薩 
文殊菩薩とともに釈迦如来の脇に従います。(ちなみにこのフィギュアの原型師は香川雅彦氏です)

③「明王」は、如来が姿を変え、言うことを聞かない人々を仏教に導くため必死になっている姿なので恐い顔をしてます。人々の煩悩を焼き切るといわれる火焔を背負っています。
不動明王 
お馴染みのお不動さんです。

④「天 」は、仏教を守護する神々、如来や菩薩のボディーガードで時には神様として人間を守ります。名前に天が付くもの(毘沙門天とか)以外にたくさんの種類(阿修羅とか)があって人気者が多いグループです。
①菩薩〜③明王は正式名称にこの名前が付くので分かりやすく、①〜③以外は「天」と考えても大体合ってるのではないかと思うのですが。
金剛力士 阿形(あぎょう)・吽形(うんぎょう)金剛力士も「天」に属し、お寺に仏敵が侵入するのを防ぐために門に立って睨んでいる警備員です。口を開けているのが阿形(あぎょう)、閉じているのが吽形(うんぎょう)で対になってます。

私も仏像に詳しいわけではなく、以前にこの4つの分類の話を聞いただけの知識ですが、これだけでも知っていると仏像を観るとき役立ちます。今回、いきなりシリーズ第Ⅴ弾から始まりましたが、4つの分類のうち3つが登場し分かりやすかったので最初に紹介しました。また第Ⅰ弾〜第Ⅳ弾も順不同で紹介します。(早く第Ⅵ弾出ないかな〜)

阿吽の呼吸"阿(あ)吽(うん)の呼吸"は、誰かと物事をするときに考えや気持ち、行動がぴったりと合うという意味で使われます。阿が吐く息、吽が吸う息で呼吸が合うという事でしょうか。始まりと終わりの意味もあるようで、確かに五十音も”あ”で始まり”ん”で終わりますね。
夫婦も阿吽の呼吸の域に達すれば素晴らしいのですが、普段はやっぱり「あ〜?」「う〜ん?」程度かと…
Galleryへ