
2006年に発売された海洋堂×クインビーガーデンの食玩ボトルキャップフィギュアで、黒澤明監督の名作『七人の侍』の世界を1/35スケール(高さ約6センチ)で再現。
映画ポスターを使った箱にどれか1個とキャンディー1粒入りです。
彩色版9種と白黒(モノクロ)版9種があります。
こちらは彩色版、七人の侍+黒澤監督+カメラクルー定価各300円ですが、このクオリティでさらに凝った解説リーフレットが9種それぞれに付いてます。
こちらは白黒(モノクロ)版。通常は無彩色版はハズレ感があるのですが、今回はこっちの方が映画の雰囲気には合うかも。
勘兵衛(志村喬)
冷静沈着な老練の侍。人を見る目に長け、仲間の侍たちを的確に選び、村人たちを導くリーダー。モノクロ版も捨てがたい…
菊千代(三船敏郎)
自称「侍」だが実は百姓出身のまさに野生児。黒澤映画と言えば三船敏郎
平八(千秋 実)
陽気でおしゃべりな木こり出身の侍。剣の腕は劣るが、明るい性格で仲間の士気を高めるムードメーカー。有名なこの旗は平八作。
勝四郎(木村 功)
理想に燃える若く未熟な侍見習い。
七郎次(加東大介)
戦の経験が豊富な古参兵。
五郎兵衛(稲葉義男)
七郎次の古くからの戦友で勘兵衛の参謀役。
勘兵衛(左)と共に戦略を練る五郎兵衛
久蔵(宮口精二)
無口で孤高な剣の達人。竹やり試合で圧倒的な実力を見せ、七郎次(左)に見込まれて仲間に加わる。
黒澤明&カメラクルー撮影は天候や予算、スケジュールの遅延などで難航。黒澤監督は「何もかもが限界だった」と回想し、スタッフからは「黒澤の狂気」とも言われたとか。
いざ、決戦!この小さなスケールで、表情や服装の再現度は、さすが海洋堂です。
「黒澤明 よみがえる巨匠の現場」シリーズには、他にも「用心棒/椿三十郎 編」があります(こちらはボトルキャップではなくて普通のタイプですが、高さ7センチ程で少し大きめです。)こちらはまたの機会に…
Galleryへ