2021
13
Feb

日曜の夕方

笑点 おじさん達のキャラの競演

(日曜日の夕方シリーズその2)
日曜夕方5時30分、国民的人気番組の「笑点」。これは緑茶に付いていた(スタンプ付)フィギュアで、発売当時(2005年頃)の笑点の大喜利メンバーです。

円楽(5代目)  歴代最長の司会者
小遊三 下ネタ、犯罪者ネタ
好楽 ドヤ顔、仕事ないネタ
木久蔵(現木久扇) 現在最古参、おバカキャラ
歌丸 後に司会者、楽太郎とのバトル
楽太郎(現6代目円楽) 腹黒キャラ、政治ネタ
こん平 チャラ〜ン、声でかいが病に倒れた
山田隆夫 座布団運び

司会者の5代目円楽、歌丸は故人となり、こん平もつい先日亡くなりました。こん平が病気で引退した時は弟子のたい平に、歌丸が司会になった後は昇太に、昇太が司会になった後は三平がそれぞれ加わり、現在に至っています(たぶん)。

50年以上続く人気番組ですが、人気の理由は一言で言えば偉大なるマンネリによる安心感と時間をかけて確立されたおじさん達のキャラの競演でしょうか。(でも例外もあって、お正月特番で司会をする綾瀬はるかは、わずかここ数年ですっかり笑点でのキャラを確立してしまっている。)
お題を出す時に小道具が必要な場合、司会者が「山田くん、例の物(もの)を配ってください。」と言いますが、特番司会の綾瀬はるかは「山田くん、例のブツを配ってください。」「(一同騒然)えー、それはマズイのでは」(爆笑)。天然という最強の武器を持つ人には誰も太刀打ちできません。(綾瀬はるかに話が逸れてしまいました。)

昨年からの新型コロナ禍で、笑点メンバーも舞台に上がれなくなり、一時は司会者以外の解答者全員がそれぞれディスプレイを使ったリモート出演の大喜利になりました。この時は、執拗に司会をイジリすぎると座布団を取る代わりにディスプレイのコンセントを抜くという新しい生活様式に進化?しました。
こんな罪なき番組ですので、これからも長く続けてほしいです。

それにしても、この襖の模様、伝統あるものだと思いますが(大岡越前や遠山の金さんの白洲の襖も一緒)、とにかく描くのがえらく面倒です…