2024
7
Jan

City bus

チョロQ「京都市営バス」

普段はカプセルトイと食玩を紹介しているのですが、このところミニカーのブログ化してしまいました(時々脱線します)。今回はタカラのチョロQの京都市営バスです。
チョロQお馴染みのコインホルダーに10円玉を挟んでのウィリー走行もできます。

初代チョロQ(2000年)
チョロQブームが過熱する中、2000年4月に発売されたチョロQ初の京都市営バス。全面タンポ印刷(柔らかいシリコンを押し付ける印刷方法)で紫の方向幕とシートが特徴です。販売所に想定外の多数の購入希望者が殺到し大混乱しました。
定価600円 限定8千個

チョロQ 100円循環バス(2000年)
初代チョロQを入手できなかったファンや市民の恨み・怒りに応えるべく、わずか5か月後の2000年9月に発売された100円循環バス。完全受注生産という当時の特注チョロQで初の試みを採用し、注文した全員が購入できる画期的な方法でした。何と受注生産数は初代の10倍8万個に達します。100円循環バス専用の京都市役所前バス停付きです。定価600円

チョロQ 4都市セットノンステップバス(2001年)
4都市(京都・大阪・神戸・名古屋)の市バスのノンステップバス4台がセットになった4都市セットです。4台買わざるを得なくなる困ったパターンですね。

チョロQ「京都チャンネル」(2001年)
この頃、バス車体全面を使用するラッピングバス広告が拡がります。こちらは2001年10月に発売された「京都チャンネル」のラッピングバスのチョロQです。「京都チャンネル」は当時のスカパーTVチャンネル(後に閉局)ですが、それにしてもラッピングバスをチョロQにすると二度宣伝できる上手いやり方ですね。

チョロQ「読売新聞」(2005年)ラッピングバスをチョロQにする上手い(ズルい?)やり方の第2弾、ラッピングバス「読売新聞」です。元々イベント用だった様な気がします。目ん玉の中に昆虫がいる「どれどれ君」が描かれています(最初はてっきり○○ブリだと思った…)

チョロQ(2015年)
2015年3月に発売された、久しぶりに普通の市バスカラーのチョロQです。定価800円塗装・フルタンポ仕上げで、車両前部左側の小窓が抜かれてクリアー仕様になるなど拘りの作りです。ナンバープレートは発売年に因んで「2015」。

チョロQ(2016年)
前年発売のチョロQが即完売だったので、要望に応え2016年11月に発売された再販版。2015年版と同じ仕様ですが、ナンバープレートが「2016」に変更されました(ここら辺がマニアの収集心をくすぐる)
定価800円 販売数6千個

チョロQ 京都定期観光バス(2008年)
2008年に京都定期観光バス開業80周年を記念して発売された定期観光バス車両のチョロQです。京都定期観光バスは京都市交通局と京阪バスの共同運行でしたので、両社の車両2台セットで定価1,500円でした。2012年に京都市交通局は共同運行から撤退しましたので、もう今は見られない車両です。

チョロQ 京都定期観光バス<開業当初のボンネットバス>(2008年)
同じく京都定期観光バス開業80周年記念、開業当初(京都名所遊覧バス)のボンネットバスを再現したチョロQです。定価800円以上が現在所有している京都市営バスのチョロQですが、実はあと1種類何処かにあるのではと疑っている幻のチョロQがあります。2001年に、京都市営バスがラッピング広告を試験導入する時、その第1号となったのが、四条烏丸にある「ホテル日航プリンセス京都」のラッピングバスです。そしてホテルがこのラッピングバスのチョロQも製作しました。ただ、関係者向けの開業記念品とかの非売品だったようで、その後一度も(ネットでさえも)目にしたことがありません。これ、欲しい…
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