2021
13
Mar

文化

昭和ホーロー賛歌 記憶に残るやさしい風景

昭和ホーロー賛歌 看板

これは懐かしい…大村崑に由美かおるに水原弘にボンカレー(これは失礼え〜と松山容子)に…。時々、こんな風にやたら看板が貼ってある家ありましたよね。
プラモデル の老舗青島文化教材社から発売された食玩で、昔懐かしいホーロー看板をミニチュアにした「昭和ホーロー賛歌」です。
ミニチュアながら材質は本物と同様の鉄にガラス質のうわぐすりを焼き付けたホーローでずっしり感があります。

ホーロー看板は、全国の街角や農家の壁などいたる所に屋外広告として(電話などの取扱店を示す場合もあります)、設置されていました。ブリキと比べて年月が経っても錆が少なく状態が良いのが多く、レトロな雰囲気が人気で愛好家の間で結構な高額で取引されています。本物は1メートル近い大きさですので保管が大変ではといらぬ心配をしてしまいます。ミニチュア版でさえも○○オクなどで高額落札されていてビックリします。

「昭和ホーロー賛歌」は、Part1からPart 4まで各5種類の計20種類(定価480円)発売され、かなりがんばって揃えました。ここに登場する商品、息の長い物が多いですね。
全20種類

ミニチュア看板の大きさがいまいち分かりづらいので、本物の森永ミルクキャラメルを並べてみました。森永ミルクキャラメルも、発売から100年以上というお菓子では一二を争う歴史の長さで、しかもパッケージもほとんど変わっていません。(滋養豊富!、風味絶佳!)
余談ですが、このお菓子の「森永ミルクキャラメル」の中箱を引っ張り出すと、ミニチュアのお菓子のパッケージが組み立てられるおまけが印刷されています(色塗りは必要)。このミニチュアミルクキャラメルをミニチュアホーロー看板と並べれば、ミニチュアホーロー看板が実物の大きさ(90センチ四方)に見えるのではないかと思ったりもするのですが…縮尺が少し合わないか…ややこしい…
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