食玩の元祖にして王道のグリコが、大人向けに発売した「タイムスリップグリコ」(なつかしの20世紀フィギュアコレクション)シリーズです。
今回登場するのは、前回の続編の「タイムスリップグリコ」第2弾の中の”のりものシリーズ”全9種です。
「タイムスリップグリコ第1弾の”のりものシリーズ”」はこちら
スバル360初期型 K-111型(ノーマル/「ラピタ」Ver.)板塀とごみ箱付懐かしいクルマの定番で日本初のマイカー、スバル360愛称”てんとう虫”です。右はグリコに付いてるノーマルVer.ですが、左はなぜか月刊誌「ラピタ」の特別付録となったタイムスリップグリコ(2個入り)に必ず入っていたクリーム色のスバル360です。単なる色違いかと思いきや一から異なるタイプで作られてます。
塀に立ちション禁止の注意書きが…
別の食玩ですがこんなのもあります。
「懐かしの名車達 国産レトロカー」
ダイハツミゼットDKA型 酒屋のおっさん付小型オート三輪のダイハツミゼットの初期型、オートバイを三輪にしたような仕様でサイドドアもありません。酒屋のおっさんが重そうなビール瓶を運んでいます。
*背景のお店は、「昭和情景博物館」という食玩です。この紹介はまたの機会に…
ホンダF1 RA-272 (No.11/No.12)優勝ドライバー付最後発の弱小四輪車メーカーのホンダは、1964年にF-1に挑戦し、翌1965年のメキシコGPで初優勝の快挙を成し遂げます。オートバイレースの優勝に続くHONDA DNAの原点ですね。
No.11はメキシコGPの優勝車、No.12はチームメイトの同GP5位入賞車です。
ニッサンスカイライン C110型(ケンメリ)(ノーマル/GTR[シルバー])ヤングなアベック付テレビCMで一世を風靡した「ケンとメリーのスカイライン」、通称”ケンメリ”の4代目スカイライン。テールランプは今も昔もスカイライン伝統の丸型です。
CMでケンとメリーがスカイラインで全国を旅しますが、そのロケ地の一つの北海道の木は、ケンとメリーの木として今も観光名所になっています。
個人的には、”ケンメリ”より先代(3代目)の通称”ハコスカ”(実家で兄が乗ってた)の方が硬派でカッコよかったと思うのですが…。
東京都営トロリーバス 200型(1954年/1954年緑色)バス停付
架線から電気を取って走るトロリーバスです。当時はガソリンのバスの大型化に性能や騒音など課題があったので電車の技術を応用したバスの大型化を図ったようです。
都市交通のトロリーバスが最初に走ったのは京都なので、どうせなら京都市営がよかったのに…