2022
19
Nov

SF映画

「ユニバーサル映画 モンスター大全集」

ユニバーサル映画の古典的モンスターが登場するナガサキヤの食玩、全8種です。
有名なものが多いですが、いくつかマニアックなモンスターもいます。

1.ミイラ男(「ミイラ再生」1932より)
2.ドラキュラ(「魔人ドラキュラ」1930より)
この時代のモンスターは結構弱点を抱えています。ミイラ男はパリパリに乾燥しきっているので、火を近づけるとすぐ燃えてしまいます。
ドラキュラは、ご存じのとおり十字架・ニンニク・日光・等々弱点てんこ盛りです。

3.透明人間(「透明人間」1933より)
4.フランケンシュタイン(「フランケンシュタイン」1931より)科学技術が生み出すモンスター達。
透明人間は隠れて良からぬことをしたい少年達の憧れです。現代の技術では、背景の景色を映し出す「光学迷彩」スーツが開発されて実現しました。
1931年制作ユニバーサル映画の「フランケンシュタイン」で、人造人間を意味する縫い目や四角形の頭部のイメージが定着しました。本来は科学者フランケンシュタインが造った怪物ですが、いつのまにか怪物自身の名前として使われるようになったようです。

5.もぐら人間(「もぐら人間」1956より)
6.   狼男(「狼男の殺人」1941より)どちらも獣人モンスター。もぐら人間は地下帝国の怪物というよりは可哀想な奴隷です。
狼男は満月の夜に変身するのが定番、サンゴの産卵みたいなものです(関係ないか)

7.半魚人(「大アマゾンの半魚人」1954より)
8.メタルーナミュータント(「宇宙水爆戦」1955より)人間の女性に恋する半魚人の悲恋。(*この泳ぐ女性は、「JAWS」のカプセルトイで本食玩とは関係ありません)
メタルーナミュータントはよく知りませんが、箱書には"宇宙の果ての昆虫人間”とあります。そういえば、火星に放たれたゴキブリが進化したゴキブリ人間とこれを駆除する人間との戦いを描いた「テラフォーマーズ」という大人気マンガがあります。何で人気なのかと1巻目を書いましたが、ゴキブリ人間にはどうしてもついて行けず、1巻目で断念しました。
箱書に「リアルなカラーと重量感のポリストーン人形」とあります。ポリストーンは樹脂に石粉を混ぜた素材で、石像のような重量感で高級感があります。カラーや造型はゆるいですが、当時(1999年)の雰囲気があります。
対象年齢5歳以上となっていますが、題材といい素材といいどう見ても子ども向きではありません。食玩には時々、食玩担当者の熱い思いがこもったマニアが喜ぶ商品が発売されます。これ待っているのですが、最近はなかなか出てきませんね…
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